秋田県知事「帰省などの県内訪問はなるべく控えて」コロナ影響

秋田県知事「帰省などの県内訪問はなるべく控えて」コロナ影響
新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、秋田県の佐竹知事は「帰省や友人などに会うために県内を訪れるのは、なるべく控えるよう、呼びかけてほしい」と述べました。
秋田県によりますと、先月27日から2日までの1週間で新たに新型コロナウイルスに感染した人は確認されなかったものの、PCR検査は前の週と比べて3倍以上多い98件行われたということです。

佐竹知事は3日の会見で、検査の大半のケースは、のちに感染が判明した県外の人との接触が理由だとしたうえで「今後、感染者が出ることは十分に考えられ、薄氷を踏む思いだ」と述べました。

そして、帰省や旅行が本格化する時期を迎えていることから「感染が拡大している首都圏などとの往来は必要最小限にし、帰省や友人などに会うために県内を訪れるのはなるべく控えるよう呼びかけてほしい」と述べました。

そのうえで「3密を避けるなど感染防止策を取るとともに、感染が拡大している地域の人との接触を最大限減らしてほしい」と県民に呼びかけました。