7月新車販売 前年同月比13%減 減少幅に改善傾向も

7月新車販売 前年同月比13%減 減少幅に改善傾向も
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先月の新車の販売台数は、去年の同じ月と比べて13%減少しました。新型コロナウイルスの影響が続いていますが、減少幅は徐々に小さくなり、改善の傾向も見られます。
日本自動車販売協会連合会などの発表によりますと、先月、国内で販売された新車は39万6346台で、去年の同じ月と比べて13.7%減少しました。

このうち、普通車や小型車、トラックなどは23万9355台で20.4%の減少、軽自動車は15万6991台で1%の減少でした。

新型コロナウイルスの影響が続き、自動車の需要が十分回復していないことや、工場での生産調整が続いたことが主な要因です。

ただ、週末などに販売促進の営業を再開する動きも出ていて、前の年の同じ時期と比べた減少幅は5月の44%、6月の22%から徐々に小さくなっていて、改善の傾向も見られます。

今後の見通しについて、業界団体は、「全国で感染者の数が増えているのが気がかりで、慎重に推移を見ていきたい」としています。