新型コロナ影響で倒産 406社に 民間調査会社調べ

新型コロナ影響で倒産 406社に 民間調査会社調べ
新型コロナウイルスの影響で倒産した企業は、3日までに406社に上ったことが、民間の調査会社の調べで分かりました。
民間の信用調査会社、帝国データバンクによりますと、新型コロナウイルスの影響で、破産などの法的手続きをとって倒産した企業と、事業を停止して法的整理の準備に入った企業は、3日午後4時までに合わせて406社に上りました。

業種別では、
▽居酒屋やレストランなどの飲食店が最も多い56社、
▽ホテルや旅館が48社、
▽食品卸が27社となっています。

また都道府県別では、東京都が97社と最も多く、次いで大阪府が42社、北海道が23社などとなっています。

月別では、4月が89社、5月が86社、6月が121社だったのに続いて、7月も91社となっています。

調査会社は「酒を提供する飲食店などに対し、東京都が営業時間短縮を要請することなどで、特に飲食業は再び厳しい状況に陥るおそれがある。また、これまで多かったサービス業だけでなく、製造業などにも倒産が広がらないか、注視が必要だ」と話しています。