バレー日本代表 紅白戦を有料配信 収益を医療従事者に寄付

バレー日本代表 紅白戦を有料配信 収益を医療従事者に寄付
バレーボールの男女の日本代表が、強化合宿中に行われた紅白戦の様子をインターネット上で有料で配信しました。収益の一部は、新型コロナウイルスの対応にあたる医療従事者のために寄付されるということです。
紅白戦には現在、ナショナルトレーニングセンターで強化合宿を行っている男女の日本代表、およそ40人が参加して行われました。

このうち女子の試合では、前回のリオデジャネイロオリンピックでチーム最多得点をマークした29歳の長岡望悠選手が、ひざの大けがから復帰しておよそ2年ぶりに代表でのプレーを見せたほか、最年長の35歳でキャプテンの荒木絵里香選手がベテランらしい多彩な技で攻守にわたり活躍しました。

また男子では、エースの石川祐希選手が的確にコースをついたスパイクで得点を重ねたほか、西田有志選手が、得意のサーブでサービスエースを奪うなどそれぞれ持ち味を発揮していました。

また、今回の合宿で日本代表に初めて召集された18歳の高橋藍選手は、持ち味の強烈なバックアタックを決めてアピールしていました。

今回の試合は新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため会場などは公表されず、インターネット上で有料で配信され、日本バレーボール協会によりますと、収益の一部を新型コロナウイルスの対応にあたる医療従事者のために寄付するということです。