愛知県 飲食店などに営業時間の短縮・休業を要請 今月5日から

愛知県 飲食店などに営業時間の短縮・休業を要請 今月5日から
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、愛知県は名古屋市中心部の一部の飲食店などに営業時間の短縮や休業を要請することを正式に決定しました。要請の期間は、今月5日から24日までの20日間です。
愛知県は2日午後、新型コロナウイルスの対策本部の会議を開き、この中で大村知事は「7月31日には県内で過去最多の193人の感染者が確認されるなどして、大変厳しい状況が続いている」と述べました。

そのうえで、「東京・大阪・愛知の3大都市の繁華街で足並みをそろえて休業要請を行いたい」と強調し、名古屋市中区の錦地区と栄地区の一部の飲食店に対し、営業時間の短縮や休業を要請することを正式に決定しました。

要請の期間は今月5日から24日までの20日間で、対象となるのは、接待を伴う飲食店と、酒類を提供する飲食店やカラオケ店です。

これらの店には営業する場合でも、午前5時から午後8時までの間とするよう求めることにしています。

また、県が求める感染防止対策を講じたうえで要請に応じた店には、1日当たり1万円、最大で20万円の協力金が支給される予定です。