サッカーJ2 アビスパ福岡 選手が新型コロナ感染か 試合を中止

サッカーJ2 アビスパ福岡 選手が新型コロナ感染か 試合を中止
サッカーJリーグはJ2、アビスパ福岡の選手1人が新型コロナウイルスに感染している可能性が非常に高いとして、2日、さいたま市で開催する予定だった大宮アルディージャとアビスパとの試合を中止しました。
Jリーグの村井満チェアマンはアビスパとアルディージャの両チームの社長とともに2日、緊急で会見を行い、アビスパの選手1人が新型コロナウイルスに感染している可能性が非常に高いことを明らかにしました。

31日行ったリーグの公式検査の結果、分かったということで、この選手が陽性だった場合濃厚接触者の特定が間に合わないことから、午後7時から開催する予定だったアビスパとアルディージャの試合は中止となりました。

同じJ2では1日、19歳以下の日本代表合宿に参加予定だった町田ゼルビアの晴山岬選手が検査で感染が判明し、これに伴って2日試合が行われるチームの検査を早めたところ、アビスパの選手が感染している可能性が高いことが分かったということです。

ゼルビアについてはJリーグが保健所に確認した結果、遠征メンバーに濃厚接触者はいないことが分かったとして、2日予定されていたアウェーでの京都サンガとの試合は開催されることになりました。

村井チェアマンは「2週間に1度の検査だとこうした可能性があるのかと痛感した。今後は新たな検査を取り入れたり検査回数を増やしたりすることを検討したい」と話しました。