社会

沖縄 美ら海水族館が臨時休館 新型コロナ感染拡大で

新型コロナウイルスの感染の拡大で、沖縄県が独自の「緊急事態宣言」を出したことを受けて、人気の観光施設の1つ、沖縄美ら海水族館が2日から、臨時休館しています。
沖縄県では、県内での新型コロナウイルスの1日の感染者数が7月31日までの5日連続で過去最多を更新しました。

感染拡大を抑えるため、県は7月31日、県独自の緊急事態宣言を出し、沖縄本島全域での不要不急の外出自粛などを求めています。

これを受けて、人気の観光施設で本部町にある沖縄美ら海水族館は2日から8月15日まで臨時休館することになりました。

水族館の入り口には、臨時休館を知らせる看板が立てかけられていて、引き返す観光客の姿が見られました。

静岡県から訪れた男性は「ジンベエザメを見に来ましたが、残念です」と話していました。

沖縄美ら海水族館の佐藤圭一統括は「最もお客様に来ていただく時期に臨時休館するのは非常につらい。感染が落ち着いたら、多くの人に来ていただけるよう、万全の対策をしたい」と話していました。

このほか県内では、首里城公園の一部の施設も2日から8月15日まで臨時休館となっています。

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