山梨 4人感染確認 新型コロナウイルス

山梨 4人感染確認 新型コロナウイルス
山梨県は県内在住の50代から90代の男女合わせて4人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。山梨県内の感染者は合わせて101人となり県は今週に入って感染者が増えているとして、「危機感を感じている」と述べ手洗いやマスクの着用など感染防止対策の徹底を呼びかけています。
新たに新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは、南アルプス市と甲斐市を生活圏とする90代と70代の女性と、甲府市に住む70代の男性、それに韮崎市に住む50代の男性の合わせて4人です。

山梨県によりますと、このうち南アルプス市と甲斐市が生活圏の90代と70代の女性と甲府市に住む70代の男性は、先月30日に感染が確認された40代の男性の親族で27日にこの男性の自宅を訪問し、マスクを着用せずに2時間ほど歓談したということです。

3人は1日、PCR検査の結果感染が確認されたということで無症状だということです。

また韮崎市の50代の男性は救急搬送された病院で抗原検査を行った結果、陽性が確認されたということです。37度台の発熱があり意思疎通ができない状態だということです。男性は先月27日から30日まで仕事のため東京都内に滞在していたということです。

県はこの男性と同居する親族2人が濃厚接触者と判断して今後、PCR検査を行うことにしています。

県内で新型コロナウイルスへの感染が確認されたのはことし3月6日に県内で最初に感染が確認されて以来100人を上回り、101人となりました。

県は「今週に入って1日あたりの発生件数が3人と4人と増えていることについて危機感を感じている」と述べ、手洗いの徹底やマスクの着用など感染防止対策の徹底を呼びかけています。