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中国の上海で国内最大級のゲームの展示会が始まり、新型コロナウイルスによる外出の自粛でゲームの需要が高まる中、日本のアニメなどの製品にも人気が集まっています。

上海で31日から始まった展示会は、中国や日本、アメリカなどからおよそ200社が参加する国内最大級のゲームの展示会で、来場者には新型コロナウイルスへの感染防止のためマスクの着用が義務づけられました。

会場のブースではオンラインゲームなどを楽しむことができ、訪れた人はゲームを実際にプレーしてみて内容を確認していました。

会場の一角にはゲームに登場するキャラクターのコスプレをした人たちが参加したイベントも開かれました。

中国では新型コロナウイルスによる外出の自粛でいわゆる「巣ごもり消費」が増え、ゲームのソフトや関連グッズの需要が高まり、業界は活況を呈しています。

こうした中、会場では日本の人気漫画の「ＨＵＮＴＥＲ×ＨＵＮＴＥＲ」のキャラクターを使用したスマートフォン向けゲームや、日本のアニメキャラクターを使ったフィギュアなどをＰＲするブースに多くの人たちが集まり、人気の高さがうかがえました。

訪れた女子大学生は「新型コロナウイルスの影響で旅行に行くこともできず、家で勉強をする以外はゲームで遊ぶしかありませんでした。展示会は非常に楽しいです」と話していました。