プロ野球 オリックス職員がコロナ感染 選手と接触ほぼなし

プロ野球 オリックス職員がコロナ感染 選手と接触ほぼなし
プロ野球のオリックスは、今月27日までチームに同行していた40代の男性職員が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。
球団によりますと、この男性職員は球団の管理部に所属していて、同居する家族が新型コロナウイルスに感染したため、30日、PCR検査を受けた結果、陽性と判定されました。

職員にはせきなどの症状はなく、家族に症状が出た翌日の27日に遠征中のチームを離脱し、現在は大阪 東大阪市内の自宅で待機しているということです。

保健所が職員の行動履歴から濃厚接触者の特定を進めていますが、球団によりますと、選手とはほとんど接触していないということです。

オリックスは今月17日と18日に選手やスタッフなど170人を対象に検査を行っていて、この時は男性職員も含めて全員陰性でした。

オリックスの森川秀樹球団本部長は「チームから感染者が出たことを重く受け止めている。感染予防には細心の注意を払ってきたということから、きょうは試合をやらせていただいた。チーム内での検査は必要に応じて行っていきたい」と話しています。