千葉 新たに35人の感染確認 1人死亡 新型コロナウイルス

千葉 新たに35人の感染確認 1人死亡 新型コロナウイルス
千葉県内では31日、新型コロナウイルスへの感染が確認されていた80代の男性が死亡したほか、新たに35人の感染が確認されました。
千葉県によりますと、死亡したのは佐倉市に住む80代の男性です。
男性は今月26日に感染が確認され、医療機関に入院して酸素吸入などを行っていましたが症状が悪化し、31日の午前中に亡くなったということです。

これで千葉県内で亡くなった感染者は49人となりました。

また、新たに感染が確認されたのは、千葉市や松戸市などに住む10代から90歳以上までの男女合わせて35人です。

このうち、集団感染が発生している鎌ケ谷市の住宅型有料老人ホーム「アヴィラージュ新鎌ヶ谷」では、90歳以上の男性入居者1人と介護の業務を委託されている「あかりんご新鎌ヶ谷訪問介護サービスセンター」の50代の女性職員1人の感染が新たに判明しました。
2人とも症状はありませんが、この施設の感染者は合わせて8人となりました。

また船橋市の20代の女性は、今月20日、都内のスタジオでダンスの練習をした知人の感染が判明し、検査を受けたところ感染が確認されました。
一緒に練習をした5人のうち4人の感染が確認されているということです。

また、野田市では、市内の保育園に勤める50代の保育士の女性と市内の小学校に勤める20代の教員の女性の感染がそれぞれ確認されました。
保育園と小学校は休園と休校の措置を取っているということです。

このほか、都内のいわゆる「メイドカフェ」で働く千葉市の20代の女性、東京消防庁に勤務する松戸市の60代の男性などの感染が確認されました。

一方、「船橋市立医療センター」では看護師2人の感染が確認されていましたが、同じ病棟で勤務する職員らはいずれも陰性で、船橋市は必要な検査は終えたと発表しました。

千葉県内で発表された感染者はこれで1646人となりました。

また、今月1か月間に発表された感染者の数は689人に上り、4月の663人を上回りました。