農水省 コロナ感染防止で全国の飲食店を訪問 対策徹底呼びかけ

農水省 コロナ感染防止で全国の飲食店を訪問 対策徹底呼びかけ
飲食店での会食で新型コロナウイルスに感染する人が相次いでいるため、農林水産省は全国の飲食店を訪問して、感染拡大を防ぐ対策を徹底するよう直接呼びかけることになりました。
江藤農林水産大臣は31日の閣議のあとの会見で、外食産業の一部に感染防止対策が不十分なところがあると指摘しました。

このため地方農政局の職員が飲食店を直接、訪問して、感染拡大を防ぐガイドラインを説明し、対策の徹底を直接呼びかける取り組みを全国で始めたということです。

農林水産省では、およそ2週間で全国のおよそ5000店舗を訪問する計画です。

また、農林水産省は外食分野の需要喚起策である「Go Toイート」キャンペーンのうち、購入額に25%を上乗せした食事券を発行する事業について、早いところでは来月下旬に始める見通しを示していました。

しかし、江藤大臣は会見で「地方でも感染が広がっている状況で、時期は流動的になっている」と述べ、キャンペーンの開始が遅れる可能性を示唆しました。