政治

新型コロナ “感染増加憂慮も宣言出す状況にない” 官房長官

菅官房長官は午後の記者会見で、「感染増加のスピードは、3月や4月よりやや緩めだが、一部地域ではスピードが増しており憂慮すべき状況だ。中高年層への感染拡大が徐々に見られ、重症者も徐々に増加しているが、東京都ではピーク時に105人だった重症者が、きょうは6人減って16人だ。総合的に判断すると、現時点で緊急事態宣言を再び発出して、社会経済活動を全面的に縮小する状況にはない」と述べました。
そして、菅官房長官は「クラスターの発生した場所は、主に3つの『密』や大声を発するような状況が多く、『3密』の回避や、大声を出す行動を控えるなどの基本的な感染予防の徹底や、感染リスクが高い集団に対する重点的な対策を続けることで、感染防止と社会経済活動との両立を図っていきたい」と述べました。

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