沖縄県 那覇市松山地区の接待伴う飲食店に休業要請へ

沖縄県 那覇市松山地区の接待伴う飲食店に休業要請へ
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、沖縄県の玉城知事は感染者の集団=クラスターが発生した那覇市松山地区の接待を伴う飲食店に対し、来月1日から2週間、休業を要請する方針を示しました。また県民に飲食を伴う会合は可能なかぎり控えるよう呼びかけました。
沖縄県の玉城知事は30日、対策本部会議のあと、記者会見を開き、感染拡大を防ぐための具体的な措置を公表しました。

それによりますと、クラスターが発生した那覇市松山地区のスナックやキャバレー、それにナイトクラブなど接待を伴う飲食店を対象に、来月1日から15日までの2週間休業を要請するとしています。

県は要請に応じた事業者に、20万円の協力金を支給します。

また、県民に対し来月1日からの2週間は飲食を伴う会合は可能なかぎり控え、実施する場合は、5人以内に抑え、2時間以内とするよう求めています。

県外への移動の自粛は求めないものの、全国的な感染拡大を踏まえ、慎重に判断するよう呼びかけています。

県外からの訪問者に対しては、接待を伴う飲食店など夜の繁華街への外出を控えるよう求めています。

玉城知事は「出かける際にも感染予防を強く意識してほしい。この状況を乗り越えるためには一人一人の協力が必要だ」と述べました。