アメリカ 新型コロナ感染による死者15万人超える

アメリカ 新型コロナ感染による死者15万人超える
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アメリカでは、新型コロナウイルスに感染して死亡した人が15万人を超えました。1日あたりの死者数の増加ペースが上がり始めた州も多く、トランプ政権で感染対策に携わる専門家は、対策チームが定めた指針を守って経済活動を再開するよう改めて各州に呼びかけました。
アメリカのジョンズ・ホプキンス大学のまとめによりますと、日本時間の30日午前5時の時点で、アメリカで新型コロナウイルスに感染して死亡した人が15万34人となり、15万人を超えました。

アメリカで死者が10万人を超えたのは6月2日で、それからおよそ2か月で15万人を超えました。

アメリカの有力紙、ニューヨーク・タイムズによりますと、29日の時点で、西部アリゾナ州や南部テキサス州など全米の半数近い23州で、死者数の増加ペースが上がり始めていて、ここ数日は1日あたり1000人前後が死亡しています。

トランプ政権で感染対策に携わるアンソニー・ファウチ博士は28日、ABCテレビのインタビューで、感染が拡大している状況に懸念を示し、「南部の州で感染者が急増しているだけでなく、ほかの州でも増加傾向にある」と述べ、対策チームが定めた指針を守って経済活動を再開するよう改めて各州に呼びかけました。