JR東日本 観光列車「海里」再開へ 感染対策と新メニュー公開

JR東日本 観光列車「海里」再開へ 感染対策と新メニュー公開
k10012540111_202007301101_202007301101.mp4
新型コロナウイルスの影響で運行を取りやめていたJR東日本の観光列車「海里(かいり)」が来月から4か月ぶりに運行を再開するのを前に、食事のメニューや感染対策の取り組みが公開されました。
地域の素材を生かした食事を食べながら、日本海の景色を楽しめる観光列車「海里」は去年10月から新潟駅と山形県の酒田駅の間で運行していましたが、新型コロナウイルスの影響で4月から運休となっています。

JR東日本は来月から運行を再開するのを前に29日、報道陣に向けて新潟の料理店が手がける夏限定の新しいメニューや車内の感染防止対策の取り組みなどを公開しました。

このうち、新潟市の料亭「一〆」が提供するメニューは、自慢のうなぎを使った押し寿司のほか、村上牛や地元産の野菜など、新潟の食材を使った料理がそろっています。

また、車内では感染防止対策として
▽乗務員が消毒液を携帯し、定期的に座席や手すりの消毒を行うほか、
▽向かい合う座席の間や、売店のカウンターにアクリル板を設置するなどの対策がとられています。

JR東日本新潟支社の大瀬雅和 販売課長は「ようやく運転再開できるということで楽しみにしている。お客様はまだ不安もあると思うが、感染対策をしっかりと行っているので安心して利用していただきたい」と話していました。

「海里」の運行再開は来月1日からで9月までは運転日数を増やして運行するということです。