接待伴う飲食店にPCR検査呼びかけ 千葉市

接待伴う飲食店にPCR検査呼びかけ 千葉市
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、千葉市は今月から接待を伴う飲食店の従業員を対象に無料でPCR検査を行っていて、29日夜は、市長らが繁華街の店舗などを回って積極的に検査を受けるよう呼びかけました。
千葉市では今月、繁華街にある接待を伴う飲食店で従業員と利用客、合わせて11人の新型コロナウイルスへの集団感染が確認されました。

こうした中、感染拡大を防ぐため千葉市は今月中旬から接待を伴う飲食店の従業員を対象に、症状がなくても無料でPCR検査を行っています。

29日夜は、熊谷俊人市長や担当者ら合わせて30人が店舗を訪ねたり、街頭でチラシを配ったりして、積極的な検査や感染防止策の徹底を呼びかけました。

このうち千葉市中央区のスナックでは市長らが経営者に対して従業員にウイルス検査を促すよう協力を求めました。

千葉市では今後、市内にあるおよそ300軒を訪問して検査を受けるよう呼びかけることにしていて、熊谷市長は「感染の早期発見や拡大防止をはかり、安心して営業できるよう対策をとっていきたい」と話していました。