国際

ベトナム 首都でも感染確認 2万人以上検査で拡大防止へ

ベトナムでは、およそ3か月ぶりに首都ハノイなどでも新型コロナウイルスの感染が確認され、ハノイの当局は、2万人以上を対象に検査を行う方針を示し、感染拡大の防止を徹底する構えです。
ベトナムではことし4月中旬以降、海外からの入国者を除いて新型コロナウイルスの感染は確認されていませんでしたが、今月25日に中部ダナンで1人の感染が報告されたあと、中部を中心におよそ20人の感染が確認されました。

このため、感染者が利用した病院などを訪れた人の中に感染者がいないか調べた結果、保健省は29日、首都ハノイや南部ホーチミンでも感染を確認したと発表しました。

これを受けて、ハノイの当局は29日夜、「ダナンから戻ってきた2万1000人以上を対象に簡易検査を実施する」として、結果が陽性だった場合はPCR検査を行う方針を示し、感染拡大の防止を徹底する構えです。

ベトナムは、感染拡大の抑え込みで成果を上げているとして、日本との間で6月、ビジネス関係者らに限って相互に入国制限を緩和していくことで合意し、日本人駐在員らの渡航も始まっています。

特集

データを読み込み中...
データの読み込みに失敗しました。