千葉県内では新型コロナウイルスへの感染が確認されていた70代の男性2人が死亡したほか、新たに23人の感染が確認されました。

千葉県によりますと、死亡したのは70代の男性2人です。

このうち1人は市川市に住み、今月16日に別の病気が原因で倒れているのが見つかって救急搬送され、検査を受けたところ感染が確認されました。
集中治療室で人工呼吸器を使用して治療を受けていましたが、27日亡くなったということです。

もう1人の男性は、今月上旬に発熱やせきなどの症状が出て検査を受けたところ感染が確認され、入院して治療を受けていましたが、27日亡くなったということです。

これで千葉県内で亡くなった感染者は48人となりました。

また、新たに感染が確認されたのは、船橋市や印西市などに住む10歳未満の小学生から80代までの男女合わせて23人です。

県などによりますと、このうち50代と60代の夫婦は東京 葛飾区役所の職員で、夫は今月20日から、妻は23日からせきや頭痛などの症状が出たため検査を受けたところ、感染が確認されました。
2人は22日まで出勤していたということですが、区民との接触はなく、葛飾区は28日、執務室や共用部の消毒を行ったということです。

このほか、船橋市立医療センターでは新型コロナウイルスの患者を受け入れる病棟を担当していた20代と30代の看護師の女性2人の感染が確認されています。

これで、千葉県内で感染が確認された人は合わせて1513人となりました。