大阪のボクシングジム 選手ら5人感染確認 計16人に 新型コロナ

大阪のボクシングジム 選手ら5人感染確認 計16人に 新型コロナ
プロボクシングの統括団体、JBC=日本ボクシングコミッションは、新型コロナウイルスの感染者が相次いでいる大阪府内のジムで、所属するプロ選手や別のジムから練習に来ていたプロ選手など新たに5人が感染していたと発表しました。これでこのジムに関係する感染者は16人となりました。
JBCによりますと、新たに感染が分かったのは大阪府内のジムに所属するいずれも20代の男子のプロ選手3人と、このジムの30代の男性のマネージャー、それに府内の別のジムに所属する20代の男子のプロ選手の合わせて5人です。

このうちプロ選手3人とマネージャーが所属するジムでは今月17日から選手や関係者の感染が相次いで分かっていて、4人は今月17日に新型コロナウイルスの抗原検査を受けて、陽性と判明したということです。

また別のジムに所属する選手は今月17日にこのジムで練習し、翌日、抗原検査を受けて陽性と判明しました。現在、5人に症状はないということです。

これでこのジムに関係する感染者は合わせて16人となりました。

JBCの安河内剛本部事務局長は「それぞれのジムに対しては、ほかのジムでの練習禁止を当面は継続するともに、ガイドラインに従った感染対策をさらに徹底してほしい」と話しています。