大リーグ マーリンズ 選手ら13人 新型コロナ陽性 2試合中止に

大リーグ マーリンズ 選手ら13人 新型コロナ陽性 2試合中止に
今月23日に開幕した大リーグで、マーリンズの選手やコーチ合わせて13人が新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したことがわかり、この影響で27日に予定されていた2試合が中止になりました。
マーリンズは今月26日まで、フィリーズの本拠地フィラデルフィアで開幕シリーズ3連戦を行いました。

アメリカの複数のメディアによりますと、マーリンズの選手11人とコーチ2人の合わせて13人が、26日までに新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したということです。

陽性反応が出た選手などは隔離され、追加の検査を受けて、その結果が出るのを待っているということです。

この影響で27日にマーリンズの本拠地マイアミで行われる予定だったオリオールズ対マーリンズの試合の中止が決まりました。

また26日までマーリンズと対戦していたフィリーズは本拠地の球場で27日からヤンキースと2試合を行う予定でしたが、マーリンズの選手などが使ったロッカールームを消毒するなどの対応を行うため、27日の試合は中止となりました。

ヤンキースの田中将大投手は今月4日の練習中に頭に打球を受けた影響でチームとは離れて調整を行っているため、今回の遠征には帯同していません。

アメリカでは感染拡大に歯止めがかからず、大リーグ機構は感染予防の対策を徹底したうえで試合を行うとしていましたが、今月23日の開幕からわずか4日で、最も懸念されていた集団感染での試合中止という事態になり、今後の対応が注目されます。