熊本県 新型コロナ「リスクレベル」を「警報」に引き上げ

熊本県 新型コロナ「リスクレベル」を「警報」に引き上げ
熊本県内で新型コロナウイルスの感染確認が相次いでいることを受けて、熊本県は感染状況を5段階で評価する「リスクレベル」を、レベル3の「警報」に引き上げました。県民に対し、不要不急の県外への移動を自粛するよう法律に基づき強く求めるとともに、感染防止策が徹底されていないクラブやバーなどの飲食店の利用を自粛するよう、協力を求めました。
午後6時から開かれた熊本県の対策本部の会合では、感染状況を0から4までの5段階で評価する「リスクレベル」を、これまでのレベル2の「警戒」から、レベル3の「警報」に引き上げることが決まりました。

引き上げに伴い、熊本県は県民に対し、新型コロナウイルスの特別措置法に基づき、不要不急の県外への移動を自粛するよう強く求めるとしています。

また、クラブやバーといった接待を伴う飲食店や酒を提供する飲食店に対し、感染防止策の徹底を求めたうえで、徹底されていない店については県民に対し利用を自粛するよう協力を求めるとしています。

さらに、イベントの自粛や施設の閉館については、感染防止対策が徹底されていない場合、要請を検討するとしています。

蒲島知事は会合のあとの記者会見で「感染防止の取り組みが徹底されない飲食店については、休業要請も辞さない強い姿勢で臨む」と述べました。