神奈川 新たに14人の感染確認 県内2251人に 新型コロナ

神奈川 新たに14人の感染確認 県内2251人に 新型コロナ
神奈川県では27日、男女合わせて14人が新型コロナウイルスに新たに感染したことが発表されました。
神奈川県によりますと、座間市や厚木市などの30代から60代の男女合わせて4人の感染が確認されたということです。

このうち40代のアルバイトの男性は、県外で飲食店の従業員を車で送迎していましたが、今月12日にけん怠感の症状が出てからは業務を行っていないということです。

4人は軽症か無症状で、このうち3人は感染経路が分かっていないということです。

一方、川崎市によりますと、市内に住む50代と70代の女性2人の感染が新たに確認され、いずれも軽症だということです。

50代の女性はすでに感染が分かっている看護師が勤めていた、市内にある「総合新川橋病院」の入院患者で、現在は都内の病院に入院しているということです。

市は院内で感染が広がっていないかなどを調べています。

また、横浜市によりますと、市内に住む20代の女性と50代の男性、それに、都内に住んでいて市内の病院に勤める40代の薬剤師の男性の感染が、新たに確認されたということです。

薬剤師の男性は今月24日からのどの違和感を訴え、26日感染が分かりましたが、症状が出る前日から出勤していないということです。

市は濃厚接触者がいないかなど病院内の状況を調べています。

50代の男性は中等症、ほかの2人は軽症で、いずれも感染経路は分かっていないということです。

さらに、藤沢市も市内に住む30代の会社員の男性と、20代の大学生の女性、それに、県外に住む20代の会社員の男性の合わせて3人の感染を発表しました。

いずれも症状は軽いということです。

20代の大学生の女性は家族の感染が判明していて、30代の会社員の男性は、感染経路が分からないということです。

このほか、茅ヶ崎市も市内に住む10歳未満の男の子と、20代の無職の男性の2人が新たに感染したと発表し、いずれも軽症だということです。

男の子は今月24日に感染が発表された、30代の女性と同居する家族だということです。

20代の男性は感染経路が分かっていないということです。

NHKのまとめでは神奈川県内で発表された感染者は、これで2251人となり、このうち98人が死亡しています。