外食チェーンの6月の売り上げ 去年同月比21%減少 依然厳しく

外食チェーンの6月の売り上げ 去年同月比21%減少 依然厳しく
全国の主な外食チェーンの6月の売り上げは、去年の同じ月に比べて21%余り減少しました。5月から減少幅は小さくなりましたが、依然として厳しい状況が続いています。
日本フードサービス協会によりますと、全国の主な外食チェーンの先月の売り上げは、去年の同じ月と比べて21.9%減少しました。

先月は飲食店の営業時間の制限が緩和されたことなどから、減少幅は5月より10ポイント余り縮小しました。

しかし、「パブ・居酒屋」が大人数の宴会などを控える動きが続いていることから、60%余りの減少となったほか、「ファミリーレストラン」が店内での飲食の回復でいくぶん改善したものの、26%余りの減少となるなど、依然として厳しい状況が続いています。

日本フードサービス協会は、「郊外や地方に比べて、都心部や繁華街での回復が遅れている。7月は新型コロナウイルスの感染者が再び増加したことで影響を受けているという声も上がっていて、状況を注意深く見守りたい」と話しています。