Go Toトラベル 割り引き後価格での販売始まる 観光需要喚起へ

Go Toトラベル 割り引き後価格での販売始まる 観光需要喚起へ
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政府の観光需要の喚起策「Go Toトラベル」は、27日からあらかじめ割り引きを反映させた価格で、旅行商品を販売できるようになり、旅行会社では特設ページを設けて取り扱いを本格化させています。
今月22日から始まった「Go Toトラベル」は、登録された旅行会社や宿泊施設が27日から、あらかじめ割り引き分を反映させた価格で、旅行商品などを販売できるようになりました。

このうち、大手旅行会社のJTBやエイチ・アイ・エス、日本旅行、クラブツーリズムなどは27日、予約サイトに特設ページを設けて取り扱いを本格化させています。

これまでは旅行者が割り引きを受けるには、宿泊証明書などを後日、事務局に提出して還付を受ける手続きが必要でしたが、その手間がなくなります。

観光庁によりますと、キャンペーンを利用できる登録された旅行会社や宿泊施設は、26日の時点で合わせて1万2000余りにのぼり、今後さらに増える見込みです。

旅行会社は

このうちクラブツーリズムの峯村直子部長は「長い自粛のあとで、旅行したいという人も多く、そうした人たちの思いに応えたい。旅行会社やホテル、飲食店、すべての関係者の細心の注意がなければ、旅行は成り立たない状況だ。非常に難しい状況だが、対策をしながら臨みたい」と話しています。

この会社では参加者どうしの空間をできるだけ確保するため、バスツアーの定員を減らすとともに、事前に参加者に対して発熱がないかや、海外渡航歴などを確認する健康チェックを求めているということです。