経済再生相 経済団体に感染対策徹底を要請へ

経済再生相 経済団体に感染対策徹底を要請へ
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西村経済再生担当大臣は記者会見で、26日も全国で新型コロナウイルスの感染者数が高い水準で報告されているとしたうえで、経済団体に対し、テレワークや時差出勤に加え、体調の悪い人は出勤させないなど、対策の徹底を改めて要請する考えを示しました。
この中で西村経済再生担当大臣は、現在の感染状況について、「60代以上の方への感染の広がりや重症者の数、それに医療提供体制の状況について警戒感を持って注視している。国民の命を守ることができるよう、医療提供体制の確保に万全を期したい」と述べました。

そのうえで、今週にも専門家による分科会を開催して、国内の感染状況を分析・評価し、今後の対策を議論することを明らかにするとともに、各業界団体に対し、関係省庁を通じてガイドラインの徹底を改めて呼びかける考えを示しました。

さらに、西村大臣は経済団体に対し、テレワークや時差出勤に取り組むことに加え、体調が悪い人は出勤させない、飲み会や会食でもクラスターが発生しているのを踏まえ、大人数の会合を控える、それに接触確認アプリのインストール促進など、対策の徹底を改めて要請する考えを示しました。

また、各種法令に基づき、警察や行政が店舗の立ち入りを行うことについて、「増加傾向にある新規感染者をなんとか減少傾向にしたい。ガイドラインを徹底してもらい、実効性のあるものとするために打てる手は打ちたい」と述べました。