千葉県内では20代から80代の男女、合わせて22人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

千葉県などによりますと、感染が確認されたのは柏市や市川市、佐倉市などに住む、20代から80代の男女、合わせて22人です。

このうち柏市では、50代の市の非常勤職員の女性の感染が確認されました。女性は夫の感染が今月23日に確認されていて、21日まで出勤していたということですが、職場内で体調不良を訴えている人はいないということです。

また、千葉県によりますと、集団感染が発生している浦安市の「タムス浦安病院」では、20代の理学療法士の男性の感染が確認されました。男性は今月12日にＰＣＲ検査を受けた際には陰性でしたが、22日にせきやのどの痛みの症状が出たため再び検査を受け、感染が判明しました。

この病院の関係者で感染が判明したのはこれで40人となりました。

このほか、佐倉市では県内の介護施設に勤務する50代の看護師の女性の感染が確認されました。県は施設などで濃厚接触者がいないか確認を進めることにしています。

千葉県などによりますと、26日に感染が発表された22人のうち、八千代市の80代の男性と佐倉市の50代の男性の合わせて2人が中等症で、残る20人は軽症か無症状だということです。

千葉県内で感染が確認された人は、これで合わせて1466人となりました。