連休3日目は先週土曜日より人出減 新型コロナ感染拡大影響か

連休3日目は先週土曜日より人出減 新型コロナ感染拡大影響か
連休3日目の25日の人出は、新型コロナウイルスの新たな感染の確認が相次ぐ中、外出の自粛が呼びかけられた東京の都心をはじめ、全国の多くの地域で1週間前の18日の土曜日よりも減りました。
NTTドコモは、携帯電話の基地局の情報をもとにプライバシーを保護した形で全国の人出のデータをまとめています。それによりますと、東京・新宿駅周辺の25日午後3時時点の人出は、去年の同じ時期と比べて46.9%の減少でした。44.9%の減少だった18日の土曜日と比べると人出は2ポイント減りました。

また、渋谷センター街周辺でも去年の同じ時期と比べて37.8%の減少で、18日と比べると2.6ポイント減りました。

新型コロナウイルスの新たな感染の確認が相次ぎ、外出の自粛が呼びかけられたことが影響した可能性があります。

全国の主な都市の人出をみますと、札幌駅周辺が18日と比べて1.3ポイント、名古屋駅周辺が12.7ポイント、大阪・梅田周辺が7.4ポイント、福岡・天神周辺が7.9ポイント減り、全国の多くの地域で人出が減少しました。

その一方で、羽田空港第1ターミナルでは18日に比べて7ポイント、北海道の新千歳空港では5.2ポイント、沖縄の那覇空港では5.7ポイント、人出が増えるなど政府の観光キャンペーン「Go Toトラベル」が始まった連休で、遠出をする人が増えたこともうかがえます。