千葉 新たに21人感染確認 うち10人が20代 新型コロナウイルス

千葉 新たに21人感染確認 うち10人が20代 新型コロナウイルス
千葉県内では、千葉市にある接待を伴う飲食店での集団感染で新たに従業員2人の感染が確認されるなど、10代から60代の男女合わせて21人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
千葉県などによりますと、感染が確認されたのは、船橋市や浦安市などに住む10代から60代の男女合わせて21人です。

このうち、千葉市中央区の繁華街にある接待を伴う飲食店では、これまでに従業員合わせて7人が集団感染していましたが、新たに船橋市に住む10代の男性など従業員2人の感染が確認されました。

2人にはいずれも症状がなく、利用客にもこれまでに感染が確認された人はいませんが、千葉市は、さらに他の客についても検査を進める方針です。

また、浦安市の60代の看護師の女性は、今月21日に発熱やせきなどの症状が出たことから、検査を受け、24日、感染が確認されました。

女性は都内の病院で働いていて、発症した前日の20日に出勤していたため、千葉県は東京都と連携して濃厚接触者の特定を進めることにしています。

このほか柏市の50代の国家公務員の男性は、今月21日に発熱やせきなどの症状が出て検査を受け、23日、感染が確認されました。

感染経路は現時点で分かっていませんが、男性は発症した当日まで都内の勤務先に出勤していたということです。

千葉県内で感染が確認された人はこれで合わせて1444人となりました。