ALS患者嘱託殺人事件 医師がSNSのやり取り消去を指示か

ALS患者嘱託殺人事件 医師がSNSのやり取り消去を指示か
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京都市の難病の女性の依頼を受け薬物を投与して殺害したとして医師2人が逮捕された事件で、医師は、女性と続けていたSNSの個別メッセージのやり取りを消去するよう繰り返し指示していたことが捜査関係者への取材で分かりました。警察は証拠隠滅を図ろうと指示していたとみて調べています。
仙台市泉区の大久保愉一容疑者(42)と、東京 港区の山本直樹容疑者(43)の医師2人は去年11月、全身の筋肉が徐々に動かなくなる難病、ALSの女性の依頼を受け、京都市の自宅に出向いて薬物を投与し殺害したとして、嘱託殺人の疑いで逮捕されました。

これまでの捜査で、女性はSNSに安楽死を望むような投稿をしたのをきっかけに医師側と知り合い、その後、第三者が見ることができない個別のメッセージを使って、具体的な方法や日時などをやり取りしていたことが分かっています。

この個別メッセージでのやり取りについて、医師側が事件当日までに繰り返し消去するよう指示していたことが捜査関係者への取材で分かりました。

一方、女性は、現金およそ130万円を振り込んでいたことなど、やり取りの一部を保存していて、警察も事件後、その状況を把握したということです。

警察は、違法性を認識していた医師側が証拠隠滅を図ろうとメッセージの消去を指示していたとみて調べています。