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英首相 コロナ初期対応「理解しておらず 別のやり方あった」

イギリスのジョンソン首相は、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた当初は状況を理解できていなかったとしたうえで「もっと別のやり方があったかもしれない」と述べ、政府の初期対応に問題があったことを認めました。
ジョンソン首相は就任から1年に合わせて公共放送BBCのインタビューに応じ、新型コロナウイルスについて「最初の数週間、数か月は理解していなかった。症状がなくても人から人へと感染することもわからなかった」と述べました。

そして政府の初期対応について「別のやり方があったかもしれない」と述べて、問題があったことを認めたうえで、教訓を学ぶ必要があるという考えを示しました。

ジョンソン首相はこれまで「正しいときに正しく行動してきた」と主張してきましたが、ウイルスに感染して死亡した人が4万人を超え、ヨーロッパで最悪の状況となる中、政府の対応への批判が高まっていました。

またジョンソン首相はウイルスに感染して死に直面したことについて、肥満が原因だったとみずから分析し、「イギリス人はほかのヨーロッパ諸国の人たちよりもちょっとばかり太りすぎている。もう少し健康的になればもっと幸せになれる」と述べ、肥満対策にも取り組む考えを示しました。

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