本来の東京オリンピック開会式に合わせ全国各地で花火打ち上げ

本来の東京オリンピック開会式に合わせ全国各地で花火打ち上げ
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新型コロナウイルスの感染拡大による延期がなければ24日の午後8時から東京オリンピックの開会式が行われる予定でした。この時間に合わせて、日本青年会議所は全国の花火業者などと連携して各地で一斉に花火を打ち上げました。
これは日本青年会議所が、全国の花火業者らと連携してコロナ禍にあっても新しい生活の始まりにしようと願って企画したもので、東京オリンピックの開会式が本来行われる予定だった、24日の午後8時から全国各地で一斉に花火が打ち上げられました。

このうち、東京・昭島市では小雨が降る中、およそ1分半にわたって60発の花火が夜空を彩りました。

打ち上げは新型コロナウイルス対策として、見物する人が密集するのを防ぐため、事前に場所を公表せずに行われ、通りかかった人たちは花火に気付くと立ち止まって明るく照らされた空を見上げ、スマートフォンで花火の様子を撮影するなどしていました。

家族とともに花火を見た40代の女性は「新型コロナウイルスで大変なこの時期に見た1分半の花火は格別で、一生忘れません。オリンピックの観戦チケットを取っていたため、延期されたのは残念ですが来年こそは必ず開催できればと思います」と話していました。