都立病院の看護師 帰省先の熊本市で新型コロナ感染確認

都立病院の看護師 帰省先の熊本市で新型コロナ感染確認
東京都は、都立病院に勤める20代の女性の看護師が、帰省先の熊本市で新型コロナウイルスに感染していることが確認され、入院していると発表しました。
この看護師は21日、東京から熊本市に移動してその日の深夜から翌日にかけてのどの痛みや発熱があり、検査を受けたところ陽性と判明したということです。その後、熊本県内の医療機関に入院しているということです。

都によりますと、この看護師は今月はじめの豪雨を受けて「熊本市内の実家の状況を確認するために帰省した」と説明しているということです。

都内での感染の拡大を受けて東京都の小池知事は今月に入って、不要不急の都外への移動は控えるよう繰り返し訴えていました。

都と病院は「看護師の帰省は『不要不急の都外への移動』とまでは言い切れないと考えるが、結果として、熊本市および入院中の医療機関等にご負担をおかけしていることを重く受け止めている」とコメントしています。