社会

都立小児総合医療センター 看護師と医師計4人が新型コロナ感染

東京都は、府中市にある「都立小児総合医療センター」で看護師と医師の合わせて4人が新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表しました。これを受けて病院は24日から当面、こども救命センターの新規患者の受け入れを停止することなどを決めました。
都立小児総合医療センターで感染が確認されたのは、子ども向けの集中治療室=
PICUで勤務する20代と30代の女性看護師3人と、30代の女性医師の合わせて4人です。

都によりますと、今月21日に看護師の1人が頭痛や発熱などの症状を訴え、24日、PCR検査で陽性が判明したということです。

病院では、この看護師と接触のあった職員29人と患者1人の合わせて30人全員のPCR検査を行ったところ、ほかの3人の陽性が判明したということです。

このほか、今月18日以降にPICUに入院していた患者14人にも24日PCR検査を行いましたが、いずれも陰性だったということです。

病院は、感染が確認された4人の濃厚接触者にあたる医師と看護師合わせて15人を、接触した日から14日間、自宅待機にするということです。

このため病院は24日から当面、こども救命センターで新規の患者の受け入れを停止するなど、診療機能を一部縮小することを決めました。

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