箱根登山電車 約9か月ぶりに全線で運転再開 去年の台風で被災

箱根登山電車 約9か月ぶりに全線で運転再開 去年の台風で被災
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去年の台風で被災し、一部の区間で運休が続いてきた神奈川県箱根町の箱根登山電車が23日、およそ9か月ぶりに全線で運転を再開しました。
箱根町の箱根登山電車は去年10月の台風19号による大雨で大きな被害を受けたことから、箱根湯本と強羅の間で運休が続いてきました。

23日はおよそ9か月ぶりに全線での運転が再開し、通学で利用していた地元の高校の卒業生を招いて特別列車が運行されました。

列車はあじさいに彩られた急勾配の斜面をゆっくりと走り、車窓からは線路沿いにいる作業員たちが手を振る姿が見られました。

また、終点の強羅駅近くの線路沿いでは旅館の従業員などおよそ150人が集まり、「おかえりなさい箱根登山鉄道」などと書かれた横断幕を掲げて、地域の生活と観光を支える電車の復活を祝っていました。

電車を出迎えた女性は「この日をどれほど待ち望んだか、涙が出るほどうれしいです。密にならないよう気をつけながら、箱根に来て楽しんでほしいです」と話していました。

ことし3月まで通学で利用していたという19歳の女性は「思い入れのある電車だったので、卒業まで乗れなかったことはショックでしたが、きょう9か月ぶりに乗って、思い出とともに懐かしい気持ちがして最高でした」と話していました。