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マイクロソフト コロナ禍 在宅勤務増加で売り上げ増 3か月決算

アメリカの大手IT企業マイクロソフトは、6月までの3か月間の決算を発表し、新型コロナウイルスの感染拡大で自宅で仕事をする人が増えたことなどから売り上げが伸び、最終的な利益も日本円で1兆円を確保しました。
マイクロソフトが、22日発表したことし4月から先月までの3か月間の決算は、売り上げが前の年の同じ時期より12%余り増えて380億3300万ドル、日本円で4兆円余りに上りました。

最終的な利益は、各国にある店舗の閉鎖に経費がかかることなどから15%ほど減りましたが、日本円で1兆1900億円余りと1兆円を確保しました。

マイクロソフトは、この理由について新型コロナウイルスの感染拡大で自宅でオンラインで仕事をしたり授業を受けたりする人が増えたためだと説明していて、新型コロナ禍の生活スタイルを支えるIT関連企業の業績の堅調ぶりを示しています。

一方、今後の事業の見通しについてマイクロソフトは、アメリカをはじめ世界各地でオンラインでの授業が続くことなどから、グループチャットやゲームの分野での成長が見込めるとしています。

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