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Go Toトラベル きょうから開始

観光需要の喚起策 「Go Toトラベル」は、東京を割り引きの対象から外し、22日から始まります。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぎながら観光業の回復につなげていけるかが課題となります。
「Go Toトラベル」は、旅行代金を割り引く形や、観光施設や土産物店などで使えるクーポンが発行される形で実施され、22日の旅行から代金の割り引きが先行して始まります。

ただ、このところの感染者の増加を受けて、すでに予約された分を含めて、東京都を目的地とする旅行と、都内に住む人の旅行を割り引きの対象から外しました。

これに伴って政府は、21日、旅行者がキャンセル料を支払わずにすむようにするとともに、旅行・宿泊事業者に損害が生じた場合は政府として補償することを明らかにしました。

こうした対応が事業開始の直前に決まったことなどから事業者と旅行者の双方に混乱が生じていて、政府は今後、丁寧に説明していく必要があります。


一方、キャンペーンの実施によって感染が拡大することを懸念する声も上がっています。

政府は、参加する事業者には、感染防止対策の徹底を求め、取り組みが不十分な場合には、参加登録を取り消すとしています。

また、若者や高齢者の団体旅行、大人数で宴会を伴う旅行などについてはできるだけ控えることが望ましいとしていて、感染拡大を防ぎながら観光業の回復につなげていけるかが課題となります。

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