東京都知事「4連休中は高齢者中心に不要不急の外出自粛を」

東京都知事「4連休中は高齢者中心に不要不急の外出自粛を」
東京都の小池知事は、21日夜、西村経済再生担当大臣と会談したあと記者団に対し、23日からの4連休の対応について、感染すると重症化しやすい高齢者などを中心に不要不急の外出自粛を呼びかける考えを示しました。
東京都の小池知事は、都内での新たな感染の確認が増えていることを受けて、21日午後6時ごろから東京・永田町にある合同庁舎で西村経済再生担当大臣と会談しました。

会談のあと小池知事は記者団に対し、「あす、都は1日前倒しでモニタリング会議を開き、政府も分科会を開くので、前もって情報交換をした」と述べました。

そのうえで、「4連休の過ごし方などについて都民にメッセージを発することを考えている。高齢の方や既往症のある方に不要不急の外出を控えていただくことは重要だ」と述べ、23日からの4連休は、感染すると重症化しやすい高齢者などを中心に不要不急の外出自粛を呼びかける考えを示しました。

一方、小池知事は、西村大臣との会談の中で、感染した患者を受け入れる病床を2400床まで確保したことや、軽症や無症状の人を受け入れるホテルでの宿泊療養について、2000室までの部屋の確保に取り組んでいることなどを説明しました。