東京都 週平均の陽性者数 宣言下でのピーク時上回り続ける

東京都 週平均の陽性者数 宣言下でのピーク時上回り続ける
東京都が感染状況の分析に用いるモニタリング項目のうち、1週間平均の「新規陽性者数」は20日まで、4日連続で200人を超えていて緊急事態宣言下でのピーク時を上回り続けています。
東京都がモニタリング項目の1つとしている「新規陽性者数」は、その日までの1週間に感染が確認された人数の平均で、都が、毎日発表しています。

「新規陽性者数」は1日の感染の確認が、これまででもっと多かった17日に202.6人となり、初めて200人を超えました。

その後、20日まで4日連続で200人を超えています。

168人が確認された20日は週平均で219人で、緊急事態宣言下で最も多い4月14日の167人の1.3倍になっています。

東京都が感染状況の分析に用いるモニタリング項目は全部で7つありますが、このうち「新規陽性者数」や「検査の陽性率」など合わせて5つが1週間の平均の数値です。

都の担当者は、数値は曜日によってばらつきがあるため、1週間の平均で分析することで、感染状況などの傾向をより実態に即して把握することができると説明しています。