新型コロナで開設見送りの海水浴場 男性死亡 香川 さぬき

新型コロナで開設見送りの海水浴場 男性死亡 香川 さぬき
新型コロナウイルスの影響で海水浴場の開設が見送られ、監視員がいなかった香川県さぬき市の海岸で、19日午後、スノーケルをつけて海に潜っていた40代の男性が溺れ、死亡しました。
19日午後5時40分すぎ、香川県さぬき市の津田の松原で40代の男性が海水浴中に行方不明になったと一緒に来ていた友人から通報がありました。

地元の消防が捜索にあたり、およそ1時間後に海岸から5メートルほど離れた深さおよそ2メートルの海中で男性は見つかり病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。

警察によりますと、死亡したのは岡山市南区に住む秋山靖彦さん(42)で、19日は友人と2人でスノーケルをつけて海に潜っていたということで、死因は溺死とみられています。

津田の松原は「日本の渚百選」にも選ばれた景勝地で、例年、数万人が訪れる海水浴場が開設されますが、ことしは、県外から多くの海水浴客が訪れて新型コロナウイルスの感染が拡大するのを防ぐため、海水浴場の開設を見送り、遊泳区域は設定されず、例年ならば常駐している監視員も不在だったということです。