栃木県内では19日、1日としてはこれまでで最も多い9人が新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。県内で感染が確認されたのは、合わせて133人になりました。

栃木県などによりますと、新たに感染が確認されたのは、県内に住む10代未満の男の子と20代から40代の男女、合わせて9人です。

このうち、小山市の10代未満の男の子を含む6人は、今月12日に小山市内で開かれ、集団感染が発生した集会に参加していました。

この集会で感染が確認されたのは、栃木県と茨城県で合わせて14人になりました。

栃木県によりますと、集会には20人余りが参加し、およそ2時間の間、部屋の換気はされず、マスクをしていない参加者もいたということです。

また、宇都宮市の30代の男性は市内の美容関係の店舗に勤務していて、この店舗で感染が確認された従業員は、合わせて5人になりました。

いずれも今月12日に勤務していたということです。

このほか、真岡市の20代の女性と、小山市の40代の女性の感染も確認されました。

9人はいずれも、症状がないか、軽いということです。

栃木県内で1日に9人の感染が発表されたのは、これまでの6人を上回り、最も多くなりました。

これで県内で新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは合わせて133人になりました。