大リーグ ブルージェイズ 新型コロナで本拠地の試合開催できず

大リーグ ブルージェイズ 新型コロナで本拠地の試合開催できず
新型コロナウイルスの対策で、カナダ政府が外国人の入国を制限している影響で、大リーグで唯一カナダに本拠地を置くブルージェイズは、今月24日から迎えるレギュラーシーズンで本拠地で試合を開催できなくなりました。
球団は主催試合をアメリカで行う見込みです。
大リーグのブルージェイズは、カナダ最大の都市トロントを本拠地にしていますが、カナダ政府が外国人の入国を制限していることから、特例がないかぎりブルージェイズと対戦するチームがトロントに行くことはできなくなっています。

ブルージェイズに所属する選手はプロ野球・巨人から移籍した山口俊投手をはじめ、ほとんどがカナダ国籍以外の外国人で、現在、トロントの球場で行われているキャンプでは、政府が特例としてブルージェイズの選手たちの入国を認めていました。

しかし、今月24日から始まるレギュラーシーズンで試合を行うには、ブルージェイズを含め複数のチームがカナダとアメリカを行き来することになるため、カナダ政府は新型コロナウイルスの感染リスクが高まるとして、試合開催への特例は認めませんでした。

これを受けて、ブルージェイズは18日に本拠地トロントでの試合開催を断念し、アメリカで主催試合を行う意向を示しました。

ブルージェイズは毎年、フロリダ州でキャンプを行っていて、球団施設と球場があることから、フロリダ州が候補地の1つとなっています。