感染のカメラマンに別の報道機関関係者が濃厚接触 新型コロナ

感染のカメラマンに別の報道機関関係者が濃厚接触 新型コロナ
豪雨災害の取材のため熊本県を訪れていた男性カメラマンが新型コロナウイルスへの感染が確認されたことを受けて、県が取材に同行した2人の検査を行い、いずれも陰性が確認されました。一方で、新たに県外に住む別の報道機関の関係者が濃厚接触した疑いがあることがわかり、保健所が検査を行うことにしています。
熊本県によりますと、豪雨災害で被災した人吉市や八代市などを今月13日から15日にかけて神奈川県から撮影に訪れていた時事通信社の30代の男性カメラマンが16日、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

避難所など取材先での濃厚接触者は確認されておらず、熊本県は、取材に同行した記者とタクシー運転手の、2人のPCR検査を行いましたが、いずれも陰性だったということです。

一方で熊本県は17日、新たに別の報道機関の関係者が濃厚接触した疑いがあると発表しました。

この報道関係者は今月14日、感染が確認された男性カメラマンと同じホテルで互いにマスクをつけず、10~15分程度、一緒に朝食をとったということです。

本人は県外に住んでいていて、現在は自宅に待機しており、管轄する保健所がPCR検査を行う予定だということです。