千葉県内では集団感染が確認されている浦安市の病院の関係者3人や特別支援学校の生徒1人を含む男女20人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。

千葉県などによりますと、新たに感染が確認されたのは10代から80代までの18人と、年代が公表されていない2人の男女合わせて20人です。

年代がわかっている人のうち20代が8人、30代は4人と若い世代が多く、すべて軽症か無症状だということです。

集団感染が発生している浦安市の「タムス病院」では、今月11日から13日の1回目の検査では陰性だったもののその後、発熱などの症状が出て2回目の検査を行った
▽80代の入院患者の女性、
▽30代の看護師の女性、
▽20代の理学療法士の男性の3人の感染が判明し、関係者で感染が確認されたのは31人となりました。

このほか、
▽千葉市にある県立千葉特別支援学校の中学部に通う生徒、
▽埼玉県の保育園に勤務する松戸市の20代の女性、
▽県内の介護施設に勤める我孫子市の20代の男性、
▽船橋市商工振興課に勤める40代の男性らの感染が確認されました。

千葉特別支援学校は、17日から22日まで臨時休校となり、校内の消毒やクラスメイトや教職員など濃厚接触者43人の検査が行われる見込みです。

また、千葉市などによりますと、いずれも20代の千葉市の男性と船橋市の女性はそれぞれ、一緒に食事をした知人の感染が判明したため検査したところ感染が確認されたということです。

20人のうち16人が東京都に近い県北西部に住んでいるほか、9人は、現時点で感染経路が分かっていないということです。

これで千葉県内で感染が確認された人は合わせて1235人となりました。