自治体のマスク義務化 無効とする州知事命令 米ジョージア州

自治体のマスク義務化 無効とする州知事命令 米ジョージア州
新型コロナウイルスの感染者が急増する一方、マスクの着用の義務化をめぐって議論が続くアメリカで、南部ジョージア州のケンプ知事が、着用の義務化を無効とする命令を出しました。
アメリカのCDC=疾病対策センターは、国民にマスクを着用するよう呼びかけていますが、全米では感染の拡大防止策をめぐって足並みの乱れが続いています。

ジョージア州は、1日当たりの新たな感染者数が3000人を上回る日もあるなど、感染が拡大していて、州内の市や郡はマスクの着用を義務づける行政命令を独自に出しています。

こうした中、ケンプ知事は15日、こうした自治体の命令を無効とする知事命令を出しました。

理由は明らかにしていませんが、地元メディアは、ケンプ知事が「マスクの義務化は実効性がないと主張している」と伝えています。

また、ケンプ知事は16日には、マスクを着用しなかった場合、罰金などを科す可能性があるとしている州北部のアトランタ市のボトムス市長を、すでに州が出していた緊急命令に違反したとして提訴しました。

アメリカでは、少なくとも25の州が公共の場でのマスクの着用を義務づけていますが、個人の自由を尊重すべきだとして反対の意見も根強く、感染の拡大防止策をめぐって足並みの乱れが続いています。