福岡市 13人の感染確認 宣言解除後で最多 新型コロナウイルス

福岡市 13人の感染確認 宣言解除後で最多 新型コロナウイルス
福岡市では16日、飲食店の従業員など新たに13人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。ことし5月に緊急事態宣言が解除されて以降、福岡市内で1日に確認された感染者数としては最多です。
このうち、福岡市中央区と博多区のいずれも30代の女性2人は、福岡市内の、いずれも接待を伴う飲食店の従業員です。15日に感染が確認された南区の40代の男性が、店の客として訪れていたということです。

また、福岡市博多区の20代の男性は接待を伴わない飲食店の従業員で、今月11日に発熱などの症状があったため検査した結果、感染が確認されました。この男性は、今月10日にトレーニングジムに行ったということで、市は、濃厚接触者がいないか調べることにしています。

福岡市では5月14日に緊急事態宣言が解除されて以降、15日に7人の感染が確認されたのが最多でした。

16日、13人の感染が確認されたことについて福岡市は「感染者の増加は、経済活動が再開されるなかで全国的な動向でもある。感染者の数字だけに一喜一憂するのではなく、引き続き、感染を防ぐ行動を続けてほしい」としています。