千葉県 32人感染確認 緊急事態宣言解除後で最多に 新型コロナ

千葉県 32人感染確認 緊急事態宣言解除後で最多に 新型コロナ
千葉県内では、東京 新宿区の劇場で行われた舞台公演の観客2人や、集団感染が確認されている浦安市の病院の関係者1人を含む男女32人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。千葉県で1日に発表された感染者数としては緊急事態宣言が解除されて以降、最多となりました。
千葉県などによりますと、新たに感染が確認されたのは、10代から80代までの男女合わせて32人です。

重症の人はいないということです。

このうち千葉市と柏市のいずれも20代の女性2人は、出演者や客などの感染確認が相次いでいる東京 新宿区の「新宿シアター モリエール」で今月、舞台を鑑賞していたということです。

この舞台の観客で県内で感染が確認された人はこれで5人となりました。

また、集団感染が発生した浦安市の「タムス浦安病院」では、新たに20代の看護師の女性の感染が判明し、関係者で感染が確認されたのは合わせて28人となりました。

このほか、習志野市の市立中学校に通う男子生徒、野田市の市立小学校に通う男子児童、我孫子市の県立高校に通う女子生徒、成田市の市立小学校に勤める30代の男性教諭の感染も確認されました。

習志野市の中学生は現時点で感染経路が分かっていませんが、残りの3人については、すでに家族の感染が確認されているということです。

いずれの学校も16日以降臨時休校になったということで、消毒作業を行うとともに、濃厚接触した人がいないか調査を進めています。

これで千葉県内で感染が確認された人は、合わせて1215人となりました。