東京 中央卸売市場 食肉市場の従業員 新型コロナに感染

東京 中央卸売市場 食肉市場の従業員 新型コロナに感染
東京 港区にある都の中央卸売市場の食肉市場で、商品の発送を担当する従業員の男性が、新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。
東京都によりますと、感染が確認されたのは港区にある都の中央卸売市場の食肉市場に勤務する20代の従業員の男性です。

男性は14日、通常どおり出勤しましたが、味覚に違和感を覚えたため早退し、都内の医療機関でPCR検査を受けて、15日、陽性と判明したということです。発熱や、せきなどの症状はなく、現在は自宅で待機しているということです。

都によりますと、男性はふだん商品の発送を担当していて、直接、食肉に触れることはなく、保健所の調査でも、濃厚接触者にあたる人はいないということです。

中央卸売市場の関係者で、感染が確認されたのは初めてで、男性が勤務する場所は、すでに消毒が行われ、取り引きは通常どおり行われているということです。

都は引き続き、手洗いや検温など感染予防対策を徹底していくとしています。