“Go Toキャンペーン” 署名サイトに10万人以上の反対署名

“Go Toキャンペーン” 署名サイトに10万人以上の反対署名
消費喚起策「Go Toキャンペーン」について、インターネットの署名サイトには実施に反対する人の署名が10万人以上から寄せられています。
署名の呼びかけを行った人はNHKの取材に対し「経済対策としての事業の趣旨そのものに反対しているわけではなく、感染が拡大している今はやるべきではない」と話しています。
署名活動は、インターネットの署名サイト「Change.org」で行われていて、都内で1日の感染者が200人を超えていることなどを踏まえ、このタイミングでの「Go Toキャンペーン」の実施をやめることや、その予算を医療現場や豪雨の被災地の支援にあてることなどを求めています。

呼びかけをした人によりますと、今月11日に個人でサイトに発信したところ、1日におよそ1万人ずつ集まっていましたが、15日から急増し、16日の午後2時の時点では11万人余りとなっています。

署名の呼びかけを行った人は、NHKの取材に対し「経済対策としての事業の趣旨そのものに反対しているわけではなく、時期と整合性に問題がある。もし旅行に出て、その地域で感染が広まってしまった場合、観光にとってはより大きな打撃となり、本末転倒だと思う。少なくとも感染が拡大している今はやるべきではなく、観光関連の事業者への直接給付などの方法も考えるべきではないか」と話していました。