新型コロナで差別や中傷 弁護士会の電話相談始まる 群馬

新型コロナで差別や中傷 弁護士会の電話相談始まる 群馬
新型コロナウイルスに関して差別を受けたり中傷されたりした人を救おうと、群馬弁護士会の無料の電話相談が、15日から始まりました。
電話相談は、医療従事者や患者などに対する差別や中傷が全国で相次いでいることから、群馬弁護士会が始め、前橋市の弁護士会館で2人の弁護士が無料で受け付けています。

弁護士会によりますと、これまでに「近所の人からコロナの関係で差別されている」とか、「事業所内で感染者が出たとインターネットにうその書き込みをされた」といった相談が寄せられているということです。

弁護士会は、こうした差別や中傷を受けた場合、日時や回数、具体的な内容を記録しておき、インターネット上の書き込みは、画面を保管しておくようアドバイスしています。

群馬弁護士会の古平弘樹副会長は、「ウイルスへの感染を予防したいと思うあまりに、差別やひぼう中傷が起きてしまっている。弁護士が法律的な観点から相談に応じるので気軽に電話してほしい」と話していました。

電話相談の番号は、027ー226ー5005で、17日まで、午後1時から午後5時まで受け付けています。